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アキャルックス®作用機序
作用機序動画
作用機序動画 2022年3月作成
作用機序
- 頭頸部癌における本治療は、アキャルックス®と医療機器のBioBlade®レーザシステムとを併用する 新しい局所治療です。
本治療の構成及び作用機序

アキャルックス®は、キメラ型抗ヒト上皮成長因子受容体(EGFR)モノクローナル抗体(IgG1)であるセツキシマブと光感受性物質である色素IR700を結合させた抗体-光感受性物質複合体である。頭頸部癌における本治療は、アキャルックス®と医療機器のBioBlade®レーザシステムとを併用する新しい局所治療である。
本治療は(1)アキャルックス®の点滴静注、(2)アキャルックス®が結合した腫瘍細胞へのBioBlade®レーザシステムによる波長690nmのレーザ光照射の2段階で構成される。アキャルックス®が腫瘍細胞の細胞膜上に発現するEGFRに結合し、波長690nmのレーザ光照射により励起されたIR700が光化学反応を起こして、腫瘍細胞の細胞膜を傷害することにより殺細胞効果を示すと考えられる。しかし、詳細な作用機序は解明されていない。
Mitsunaga M et al.: Nature Medicine 2011;17(12):1685-91